日本モロッコ協会の一大イベントであります新春シンポジウム「アフリカ経済の魅力と課題」はコロナ禍による中止を挟んで一昨年から再開し、今回記念すべき第10回を開催します。

ロシアによるウクライナ侵攻やイスラエルとハマスの戦闘やその拡大など世界情勢は一段と緊迫化を増し、またアフリカ域内でも各地で紛争が続いており、地球上の平和、人類の進歩とは何か、を改めて考えさせられる昨今ですが、当協会のシンポジウムでは一貫してアフリカ経済・社会の発展に資する議論の場を提供すべく準備を重ねてまいりました。

近年、その発展の鍵となるエネルギー開発やインフラ整備などをテーマに取り上げてきましたが、今回はモロッコ王国、コートジボアール、マラウイの各駐日特命全権大使をお招きし、その原動力たる人材やその教育・育成とスタートアップ・ビジネスに注目し、日本への期待も含めて現状とビジョンについて率直に語っていただきます。 グローバルサウスとして益々存在感を高めておりますアフリカは米国、EU、中国、ロシア、インド、アラブ連盟、南米諸国など多くの国、地域とのパートナーシップ会合を重ねておりますが、日本は古くからODAを通じて、また1993年以来のTICADを通じてアフリカの開発・発展に政官学民あげて協力してきております。ご参加いただいた皆様には、アフリカへの理解をより深めるとともに、アフリカ進出への足がかりを築く、深める上で貴重な情報、知見、示唆が得られるまたとない機会になると思われますので是非ともご参加くださるようご案内申し上げます。

<プログラム(予定)>

1. 日時   2025年1月22日(水)13:30 ~16:30 (開場13:00)
-開催挨拶 日本モロッコ協会 会長 広瀬晴子
-来賓挨拶 外務省中東アフリカ局長 安藤 俊英 氏
-基調講演  経済産業省通商政策局長 荒井 勝喜 氏
-特別講演  国際協力機構(JICA)モロッコ事務所長 川端 智之 氏
     「モロッコにおけるJICAの取り組み―日本・モロッコ関係の一層の深化を目指して」
-座談会  「アフリカ経済の魅力と課題」 ~モロッコならびにマラウイ、コートジボワールの例を中心に~ 
     モロッコ王国特命全権大使 ラシャッド・ブフラル 閣下
     マラウイ共和国特命全権大使 クワチャ・チシザ 閣下
     コートジボワール共和国特命全権大使 イポ・ボリエ・デジレ・ウルフラン 閣下
     コーディネーター 一般社団法人日本モロッコ協会 会長 広瀬 晴子
-ネットワーキング 

2. 場所   ENEOS ホールディングス株式会社 ENEOS ビル 2 階講堂
      東京都千代田区大手町1-1-2
      JR東京駅丸の内北口より徒歩10分・地下鉄大手町駅C10・C13出口より徒歩2分

3. 対象  企業・団体・自治体・労組・一般いずれも可

4. 会費  3,000円

5. 申込み・お問い合わせ  チラシをダウンロードし、ご確認ください。